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注射器

​子供の病気について

定期予防接種

小児期に行う定期予防接種について

1価ロタウイルスワクチン(ロタリックス)

小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー)

DPT・IPV(ジフテリア・百日咳・破傷風・不活化ポリオ)四種混合

MR(麻しん・風しん混合)

日本脳炎

Hib(インフルエンザ菌b型)

B型肝炎ワクチン

BCG(結核)

水痘ワクチン(みずぼうそう)

DT(ジフテリア・破傷風)二種混合

星

任意予防接種

小児期に行う任意予防接種について

おたふくかぜワクチン(流行性耳下腺炎)

定期予防接種
任意予防接種
星

小児の感染症

小児によくみられる感染症

突発性発疹

原因:
ヒトヘルペスウィルス6というウィルスが原因です。

症状:
生後6か月~12か月くらいに突然38℃以上の熱を出して2~4日続きます。咳や鼻水はなく、熱のわりに機嫌はよいというのも特徴です。熱が下がった日か翌日に全身に発疹が出ます。発疹は2日位で消えてあとは残りません。かゆみもありません。

治療:
特別な治療はありません。熱が主症状なので、熱でつらそうなら坐薬または飲み薬の解熱剤を使いながら様子を見るのが普通です。

突発性発疹

溶連菌感染症

原因:
A群β溶血性連鎖球菌という細菌が原因で起こる病気。

症状:
感染して2~5日後に発熱、のどの痛みなどで発症します。咳や鼻水はあまりでません。ときには体や手足に、少しかゆい赤い小さな発疹が出たり、舌がイチゴの表面のようにぶつぶつになることがあります。

治療:
抗生剤を7日~14日間飲みます。溶連菌は抗生剤が効けば、1~2日で熱が下がり、のどの痛みも消えて、感染力もなくなります。しかし、途中で抗生剤をやめると再発する可能性があります。また、腎炎やリウマチ熱をおこすことがありますので、指示通りに最後まで抗生剤を飲んでください。

溶連菌感染症

プール熱(咽頭結膜熱)

原因:
アデノウィルスが原因です。

症状:
[高熱] 38~40度の高熱が4~7日間続きます。熱はなかなか下がらず、元気もなくなります。[のどの痛み] のどが赤く腫れ、4~5日間痛みます。咳が出て、扁桃腺炎を伴うことも多く、扁桃に白い膿がみられます。[結膜炎] 結膜充血、目の痛み、まぶしい、涙が出るなどです。

治療:
アデノウィルスに効く薬はないので、対処療法が中心となります。熱やのどの痛みをおさえる薬(解熱鎮痛剤)、目やにがひどいときは目薬を使います。

プール熱(咽頭結膜熱)

水痘(みずぼうそう)

原因:
varicella-zoster virus (VZV:水痘-帯状疱疹ウィルス)

症状:
潜伏期間は約2週間で、体中に赤い水疱が出現して始まります。熱が出ることもあります。健康なお子さんの場合は通常7日間くらいで「かさぶた」になって治ります。

治療:
ふつう水痘は特別な治療をしなくても自然に治りますが、かゆみを抑え、すばやく水疱を乾燥させる外用薬(カチリ)、かゆみを抑える「抗ヒスタミン剤」が処方されることがあります。発症してから早い時期であれば抗ウィルス薬「アシクロビル」を投与することがあります。 「アシクロビル」は、ウィルスが体内で増殖しないように作用する薬で、感染の早い時期に服用すると発疹や水疱の数が少なく済むので症状が軽くなり、治りも早くなります。

水痘(みずぼうそう)

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)

原因:
おたふくかぜウィルスが原因です。

症状:
おたふくかぜの特徴は、耳下腺部(耳の下、頬の後ろ側、あごの下)の腫れです。一般的には片側からはじまり、1~2日間で両側が腫れてきます。片側しか腫れない場合もあります。最初の1~3日間は、腫れている耳下腺部が痛みます。腫れと痛みがひどい場合は、食べ物をかめない、飲み込めないなどの症状があらわれます。また多くの場合、発熱もみられます。

治療:
痛みなどを抑える薬を使うことがあります。ウィルスに効く薬はありません。耳下腺部の腫れは1週間~10日間でおさまります。

おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)
小児の感染症
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